(2021.6.22 アメブロ で公開していた記事をこちらにお引越し)

 

幼稚園時代のタロウを知らない方で、いまのタロウ本人を知っている方々からはびっくりされるのですが、私が自分の子育てで困っていたことのナンバーワンは、タロウの「他児に手が出る(他害)」というものでした。

いまは他害はなくなり、学校からのお呼び出しもなく静かな日々です。

当時、他児に手が出ることで、なぜ困っていたかというと、

(1)痛い思いをさせてしまったお友だちに申し訳ない気持ち

→お友だちは痛いし怖かったと思います

(2)保護者の方にしょっちゅう謝らないといけない

→申し訳なさと、どうしようという気持ちでドキドキです。「いいのよ」って言ってくださる方がほとんどでしたが、距離をおかれている感はありました。

(3)自分の子育てが「うまくいってない」気がして落ち込む

→自分を責めてどよーんとした気持ちに。どうしたらいいのかわからず無限ループ。

園でタロウの他害があっても、先生方から毎回は知らされていませんでした。

だから、当時は「時々手が出る」のかと思っていました。

しかーし。幼稚園や学校から連絡があるのは、

「お友だちの首から上に手を出してしまったとき」

であると、のちのち知りました。

※ケースバイケースでしょうが、タロウが通っていた園ではそうでした。

たとえば、こんな感じです。

お友だちとトランプをやっていて、順番を抜かされて頭に来て、●●ちゃんの髪飾りを引っ張って、泣かせてしまった

上記のときは、園から連絡がありました。

でも、

園庭でサッカーをやっているとき、三角コーンがあったのでタロウがよけたら、お友だちに「そのコーンはそのままにしておいて」と言われ、押し問答になり、最後はタロウがお友だちを押してしまった

上記のときは、連絡はありませんでした(タロウ本人が自己申告してきたので知りました)。

こんな感じで、他児に手が出るのは、日常茶飯事だったと後から知ったのですが、子どもに「叩いたらダメ」と言い聞かせても、一向におさまりませんでした。

子どもに「叩くな」と叱りつつ、私が子どもを叩くことをしてしまったこともありました。

ああ、自己嫌悪。長男タロウ、ごめんなさい。

どうすればよかったのでしょうかね。

当時の私は誰とも他害のことを話せず、感情が止まったままでした。

同じように悩んでいる人と話せたらよかったなあと、いまとなっては思います。

同じようなお気持ちの方、いらっしゃいませんか?

同じ経験をしている人同士で、「なないろハート」のママカフェや親子ひろばによかったらいらっしゃいませんか。

ママも子どもも、まわりも苦しい他害が落ち着くように、できることはあります。ご一緒に具体的に考えていきましょう。