こんにちは。

 

なないろハート代表さつきママです。

 

さつきママのおすすめ子育て本、2冊目のご紹介です(^^)

 

今回はこちらです。

 

『子どもへのまなざし』佐々木正美著

 

 

【ページ数】

321ページ

 

【読書時間】

4時間ぐらい(内容ギッシリ!)

ページ数は多くても、講演会の文字起こし的な文体なので、読みやすいと思います。

 

【どんな方にやすすめ?】

子どもの学力やしつけを優先してるけど、子育てに困り感のある方

 

子どもに甘えさせるのが苦手な方

 

子どもの自己肯定感を高めたい方

 

【どうしておすすめ?】

子育てで何を大事にすればいいか方向性が見える

 

子育てで困った時など、子どもへの関わり方を変えるときの羅針盤となる

 

【読んだらどうなる?】

「この本の著者の言うことはわかった!」

 

「この本の内容にあることが子どもにいいことだとわかった!」

 

「素晴らしい内容!」

 

だけど、自分の子どもに対して、どうしたらいいかわからなくなることがあるかも(^^;;)?

そんなときは、なないろハートのママカフェへ来ると、具体例が聞けるかも笑!

 

 

 

この本は、ご存知の方も多くいらっしゃるかもしれませんね♪

 

内容は、乳幼児期は子どもの心の土台を作る時期で、

子どもを受容し、甘えさせることの重要性が書かれた本ですが

 

子育てにお悩みの小中高生のママにむしろおすすめです。

 

理由は以下に書きます。

 

私がこの本を読んだのは、2013年の初夏でした。

いまから9年前です(2022年現在)。

あの夏は、子育てがつらかったなあ・・・。

ここではつらかった話はまた別の機会にしますね(^^;

 

当時、長男が通っていた幼稚園の主任先生がおすすめされていた本だったので、園の図書コーナーからお借りして読みました。

私にとっては「衝撃的」な本だったので、手元に置いておこうと思って、のちに購入しました。

 

私のAmazonの画面のスクショです

 

 

なにが衝撃的だったかって、

 

2013年当時の私がしていた子育てとは、まるっきり真逆の内容が書いてあったからです笑。

 

当時の私の子育ては、

子どもは親に甘えることなく

早くから自立するべきだと思っていたし、

自立のためには子どもの学力やしつけが最優先、

子どもの希望を聞いてたら、道を踏み外してしまう、

だから私が子どもに大事なことを伝え、

親の大事だと思うことを子どもにさせて、

子どもの自立に向けて子育てを頑張っていたのです。

 

また、当時、私が思っていた子どもの自立とは、

 

歯磨き・着替え等が自分でできて

整理整頓できて

食事前に言われなくても手を洗い

食べ物は好き嫌いなく

親がすすめた習い事に集中して取り組み

学校の勉強も先取りして学び

苦手なことは努力で克服していく

・・・でした。

 

きびしー笑!

 

だけど、当時の長男の姿は、上記の私の理想とは真逆でした笑。

 

「子どもへのまなざし」に書かれている内容と、

私の子育ては本当に笑っちゃうほど真逆。

それならば・・・

「佐々木正美先生の言う通りの子育てを実践したら、子どもが変わるのかも?」

と思ったのです。

現在と180度違うことをやってみれば、子どもが180度違う姿になる確信を持てたというか・・・。

 

この本を読んで、私の意識の「ビッグバン」がおこったのです。

 

で、2013年の夏休みから、「子どもへのまなざし」に書いてあるような子育てを実際にやってみるわけです。

ただ、実際にスタートしてみると、

 

「こんな子育て、本当にやってる人いるの?」

とか、

「著者の佐々木先生は男性でお仕事をされていて、オンオペで育児したことないから、きれいごと言えるのよ」

 

なーんてドス黒い感情が湧いてきたり(佐々木先生、ごめんなさい)。

それでも、山あり谷ありですが、現在までに9年間続けています。

 

この本の中で、最もご紹介したい文章は、309ページの最後の項目です。

 

見出しは

 

「大きくなったときの受容について」

 

一部、引用します。

 

いちどはどこかで、だれかに全面的に受容されることを経験しなくては、子どもは本当に前にはすすめません。

 

そういうとき親は、大きくなってからでも受容してあげればいいのです。

 

小学生になろうと、中学生になろうと間に合うのです。十分、それはやってあげるべきことなのです。

 

なないろハートには、子どもを受容することを悩みながらも実践しているママがいますよ。

よろしければご一緒に考えていきませんか♪